読書偏食家

本をジャケ買いするみたいにして選びたい

『ロマンス小説の七日間』 三浦しをん

 

 海外ロマンス小説の翻訳家の主人公と、突然会社を辞めてきた彼氏の、

ちょっとしたすれ違いの七日間の話。

ってまとめちゃうと毒にも薬にもならない感満載だけど、

翻訳中のロマンス小説が同時進行で出てきて、しかも主人公の心のもやもやを表すように超訳…を飛び越えて創作されていって、

斬新で面白かったです( ¨̮ )♪

 

登場するキャラもそれぞれいい味出してました、特にお父さん。三浦しをんさんの小説に出てくる人たちって、なんだかみんな愛おしいキャラだなー。

 

読み終わってみて、ハーレクインを無性に読んでみたくなりました。ただ甘いだけの小説なんて…って毛嫌いしてきたけど、客観的に読めたらなんかすごくストレス解消になりそう!!

 

実世界とロマンス小説がもっと交錯していっても良かったなー!