読書偏食家

本をジャケ買いするみたいにして選びたい

『ランチのアッコちゃん』 柚木麻子

 

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

 

 爽快ストーリーでちょっとホロっときて明日1日のガソリンにはなってくれるかな〜系。好きな類です。

欲を言えば長編でじっくり味わいたかったな〜。

 

柚木麻子さんの本には美味しそうな食べ物がたくさん出てきますね。高級なものじゃなくて、庶民的な食べ物。大好きです。

 

 

柚木麻子さんの本について思うことは、

全部読んだわけではないけれど、

万人ウケしそうだな〜ということ。

柔らかくて、丸くて、

適度な気配りと誰にでも好かれる明るさ、

その器用なこと、そつがないこと。

そんなイメージ。

 

この本にもそんな描写の登場人物がいますが、まさにそんなかんじ。

つまらないとか、窮屈とか、そーゆー意味じゃなくて。

人間みたいだなって思えて、好きです。

 

それでも読んだ後に心に残ってるフレーズやシーンがある。

なんかとっても合コンでモテそうなかんじ。

それが、柚木麻子さんの本。