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読書偏食家

本をジャケ買いするみたいにして選びたい

『廃墟建築士』 三崎亜記

廃墟建築士

廃墟建築士


疲れたぁー、けど、面白かった!

タイトルの『廃墟建築士』を含めた4作品が収まっています。
あ、日常のあんな一コマから着想を得たのかな、、と明らかに思う部分がそれぞれにあって、
その一コマからこんなに世界が広がるのかあああ…ってしみじみ作家の凄さを感じます、というか三崎亜記さん独特の世界なんだろーけど。


もし、現実の世界がひとつひとつのタイルを敷き詰めたものであったとしたら、
そしてそのタイルの継ぎ目に隙間ができていて、ぺらりと剥がれるとしたら、
1枚そっとめくってみる。

そんな空想を昔からよくします。
三崎亜記さんの世界ってそんなかんじ!

普段と変わらない日常、
だけど剥がしたタイル1枚分だけ、世界は変わってる。

それが、緻密な設定と平然とした語りによって圧倒的な現実味を持っているので、もう現実かもしれない…って思ってしまいます。
だから、疲れるw

本作も、疲れました。
でも途中で放棄したくない、やっぱり面白かった!