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読書偏食家

本をジャケ買いするみたいにして選びたい

『オリーブGirls & Boys』 吉川トリコ

 

オリーブ―Girls & Boys (MF文庫ダ・ヴィンチ)

オリーブ―Girls & Boys (MF文庫ダ・ヴィンチ)

 

 あーーーー

olive好きだったな…とこそばゆい気持ちになりながら読みました。

普通の子と一緒にしないで!みたいな、意識高い系とサブカル系のどっちでもなく(どっちにもなれず)、その中間を昇華させたかんじ!って気取ってるような。そんな背伸び?した中高生時代。…自分にもあったなー…

共感を持ってこの作品を読めるかた、結構多いのではないでしょうか( ^ω^ )

 

 懐かしい気持ちになりながら、姉妹のやりとりも可愛くて、ほっこりした気分になれます。

『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子

 

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)

 

 本が好きな女性にはたまらない作品!!そして、一歩前に進む勇気を与えてくれる作品でした。

 

 本が大好きな2人の女性の、小学生から大学3年生になるくらいまでを追ったダブルヒロインもの♡お嬢様とヤンキーというダブルヒロインものにありがちな対称的な女性たちで、その比較もとても興味深くて共感が持てます。

 

多感な時期、たくさんの分かれ道、恋に将来に、その大前提に自分の生まれ持つ境遇に、たくさん悩みながら道を作っていく…とっても気持ちのいい作品でした。

 

 

『異類婚姻譚』 本谷有希子

 

異類婚姻譚

異類婚姻譚

 

さらさら読めるのに、読むのが辛い、奇妙な感触でした。

 夫婦がだんだん似てくるというのは、微笑ましい反面、自分が無くなっていく危機感を感じるものです。でもそんな自分は敏感すぎなのかなー?とモヤモヤすることがあったのですが、まさしくそこを焦点にしてくれた作品で気持ちよかったです。

 自分に素直であれという、最もシンプルで最も大切なことを改めて叫んでくれる本でした!

 

 モヤモヤを形にできる作家さん、ほんとすごいと思う。

『あまからカルテット』 柚木麻子

 

あまからカルテット (文春文庫)

あまからカルテット (文春文庫)

 

 中学からの友達のアラサー女性4人組。

アラサーが必ずぶつかる恋に結婚に仕事の悩み…を、ひとつひとつ乗り越えていくお話し。

 友達がいたから乗り越えられた!!みたいな安さを少し感じましたが、それだけではなくって

ひとりひとりが成長して自分の道を開いていくところが読み応えありました。

 

 同世代の女性におすすめ☆

 

 

『生きてるだけで、愛』 本谷有希子

 

生きてるだけで、愛。 (新潮文庫)

生きてるだけで、愛。 (新潮文庫)

 

 

 エキセントリックに蓋して火でグツグツしたような話でした。でも、異端とは思わなくて、思えなくて、わかる…わかるよその気持ち、その行動…!!!と思いながら読みました。エキセントリックに普遍があるとは。

 

 自分に素直に生きたいという愛おしい思いを愛で労うような、シンプルな読後感。タイトル、うまい。